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制度×AI Q&A | 2026.08.23

LINE公式アカウント×
AI応対、
使える制度はある?

LINE公式アカウントにAIによる自動応答を組み込む場合、対象になり得る制度はありますが、対象になるかどうかは導入する仕組みの中身次第です。「LINE公式アカウントの応答をAIで自動化したいが、補助金や助成金は使えるのか」という相談を受けることがあります。結論からいうと、「LINE AI補助金」のような単独の制度は存在しませんが、AI導入・省力化の文脈で使える可能性がある制度はあります。この記事では、今使える制度の範囲と、自社のLINE公式アカウント運用で実際にAIを取り入れた実話を整理します。

Q1. LINE公式アカウントのAI応対とは、何を指すか

この記事では「LINE公式アカウントのAI応対」を、次のような取り組みを指す言葉として使います。

  • よくある問い合わせに、AIが下書きした応答メッセージで案内する
  • リッチメニュー・応答メッセージの文面を、AIを使って作成・見直しする
  • 外部のチャットボット機能と連携し、会話形式での自動応対を組み込む

単に「LINE公式アカウントを開設する」ことと、「AIを使って応対の中身を作り込む・自動化する」ことは、制度上の扱いが変わってくる場合があります。次の章で整理します。

Q2. 使える可能性がある制度は何か

対象になり得るかどうかは、汎用のLINE公式アカウント機能をそのまま使うか、自社の業務に合わせて外部システムと連携させたオーダーメイドの仕組みを構築するかによって変わります。基本的な考え方はAI活用サービス全般と共通で、対象条件の詳しい整理は、次の2本の既存記事で解説している内容の範囲に準じます。

いずれの制度も、対象になるかどうかは案件ごとの個別要件によって変わります。金額・締切などの詳細は、上記の各記事、または公式サイト・事務局で最新情報をご確認ください。

Q3. 自社での実例

わたしたちは、自社のLINE公式アカウントの応答メッセージを、AIと一緒に一から書き直しました。使い方の案内文からAI活用の相談導線まで、複数の応答文をAIに下書きさせ、人が言い回しを確認・修正しながら本番で運用に乗せました。実際にやってみて分かったのは、AIに一度で完成形を出させようとするのではなく、下書き→人の確認→書き直しを何度か繰り返す前提で進めた方が、結果的に早く仕上がるということでした。タップ率などの効果測定は今後の課題として残っていますが、AIに文面の下書きを任せ、人が最終判断する、という役割分担そのものは実際に機能しています。

Q4. 導入までの一般的な流れ

制度を使う・使わないに関わらず、LINE公式アカウントにAI応対を組み込む場合の大まかな流れは、次のとおりです。

  1. 現状の応答メッセージ・よくある問い合わせを棚卸しする
  2. AIにどこまで任せるか(下書き作成のみか、会話形式の自動応対まで含めるか)を決める
  3. 制度を使う場合は、対象になり得る制度の要件を確認し、交付決定前の発注をしないよう手順を確認する
  4. 文面・仕組みを構築し、人が最終確認したうえで本番運用に乗せる

Q5. よくある誤解

「AIを使えば必ず制度の対象になる」というわけではありません。汎用のLINE公式アカウント機能をそのまま使うだけの場合、対象になりにくいことがあります。制度の対象可否は、自社の業務に合わせた作り込みの有無や、費用の内訳によって個別に判断が分かれる部分が大きいため、この記事だけで自社が対象になるかを判断せず、専門家への相談をおすすめします。

まとめ

LINE公式アカウントのAI応対そのものに使える単独の制度はありませんが、導入する仕組みの中身次第では、デジタル化・AI導入補助金や省力化投資補助金の対象になり得ます。まずは自社が「汎用ツールをそのまま使うのか」「自社向けに作り込むのか」を整理するところから始めるのがおすすめです。

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